皆さんは、治療院を訪れた時、どの程度になれば「また来よう」と思うでしょ
うか?
分かりにくい質問ですよね。
例えば、「腰が痛い」ということで治療院を訪れました。
来院した時の痛みを「10」とした時、治療後、まったく痛くないのを「0」、
半分痛くなったのを「5」とすれば、いくつなら納得してまた来院しますか?
この質問を先日の研修会で参加者に投げかけました。
すると、結果は「4以下」でした。
となると、私たちは、その要望に応えなければなりません。
が、現実はどうでしょうか?
来院したら症状もそこそこに揉み始める治療院。
診察は一生懸命に行うが、治療後は、寝ている患者に「どうですか?」「楽に
なりましたか?」と尋ねる施術者。
やはり、治療前後は、同じ方法で評価すべきですよね。
そんな時に患者に「変わらない」「少し楽になったような気がする」と言われ
たら、施術者は背中に汗をビッショリです。
が、あせっているところを顔に出すわけにはいきません。
何とか、その場をしのいで次回の治療につなげなければなりません。
自分の治療方針は、ゆらぐことのない一つにすべきに思いますが、引き出しは
多く持ち、様々な状況に対応すべきに思います。
先日は、その方法をいくつか紹介しました。
今後も私が持つ引き出しを紹介しつつ、患者様・施術者が共に納得できる治療
を目指したいと思います。
もちろん、私自身もまだまだ技術を身につけようと考えています。
2015年06月26日
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