2015年06月26日

Hotな引き出し

 皆さんは、治療院を訪れた時、どの程度になれば「また来よう」と思うでしょ
うか?
 分かりにくい質問ですよね。
 例えば、「腰が痛い」ということで治療院を訪れました。
 来院した時の痛みを「10」とした時、治療後、まったく痛くないのを「0」、
半分痛くなったのを「5」とすれば、いくつなら納得してまた来院しますか?
 この質問を先日の研修会で参加者に投げかけました。
 すると、結果は「4以下」でした。
 となると、私たちは、その要望に応えなければなりません。
 が、現実はどうでしょうか?
 来院したら症状もそこそこに揉み始める治療院。
 診察は一生懸命に行うが、治療後は、寝ている患者に「どうですか?」「楽に
なりましたか?」と尋ねる施術者。
 やはり、治療前後は、同じ方法で評価すべきですよね。
 そんな時に患者に「変わらない」「少し楽になったような気がする」と言われ
たら、施術者は背中に汗をビッショリです。
 が、あせっているところを顔に出すわけにはいきません。
 何とか、その場をしのいで次回の治療につなげなければなりません。
 自分の治療方針は、ゆらぐことのない一つにすべきに思いますが、引き出しは
多く持ち、様々な状況に対応すべきに思います。
 先日は、その方法をいくつか紹介しました。
 今後も私が持つ引き出しを紹介しつつ、患者様・施術者が共に納得できる治療
を目指したいと思います。
 もちろん、私自身もまだまだ技術を身につけようと考えています。
posted by 重田 裕之 at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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